待ちに待った休日だけど、夜勤明けで肌はぼろぼろ、目の下にはクマがあって出かけるのが憂鬱……なんて状態になっていませんか?
ほぼ徹夜状態で一夜を過ごした看護師さんの夜勤明けは、どうしても肌の調子が悪くなってしまいます。
せっかくの休日。夜勤明けでも楽しく過ごせるように、肌をしっかりカバーするメイク術を紹介します。
荒れた肌を隠そうとしていつもより厚塗りのメイクをしてしまう人がいますが、実はこれは逆効果。お疲れ肌にさらなるダメージを与えて荒れをひどくしてしまうだけでなく、厚塗りが荒れた肌を一掃浮かせてみせてしまうのです。
肌荒れが気になるときこそ思い切ってベースメイクを薄めにしましょう。普段リキッドファンデーションを使っている人は、美容液を少し混ぜて塗ってみたり、パウダーファンデーションならスポンジではなく、ブラシでふんわり肌に載せる程度に。美容液が含まれたBBクリームのようなアイテムを使うのもいいかもしれません。
ベースメイクは薄くしますが、その分土台となるスキンケアは手厚く行います。ファンデーションの前にスキンケアアイテムでしっかりと肌を整えて、乳液やクリームを塗ったら手のひらで軽くおさえるようにして肌に密着させます。
スキンケアが肌になじむのを確認するまでしばらく置いてからメイクに取りかかりましょう。
ベースメイクを薄くした分、目元や口元のポイントメイクはいつもより少し力を入れて、メリハリをつけてみましょう。目元や口元に視線が行くことで、荒れた肌への視線をそらす効果があります。
いつもよりしっかりめに引いたアイラインにマスカラもたっぷり重ねづけ。印象的な目元に仕上げていきましょう。
アイシャドウも加えてさらに印象的にしたいところですが、これには少し注意が必要。茶系やグレー系の抑えめの色は、荒れた肌をさらに際立たせてしまうので、少しくすみがちな肌色を引き立てる、軽やかな明るい色を選ぶようにしましょう。普段から「肌状態が悪い日用のアイシャドウ」を一色用意しておくと心強いかもしれませんね。
リップカラーやチークの色もアイシャドウと同様くすんだ肌色を浮かせない、明るめの色を選びます。ラメやパールが入ったものは悪化した肌状態を目立たせてしまうこともあるので、この場合は避けた方が無難です。
睡眠不足が続くと表れるのが目の下のクマ。目の周りの血行不良やお手入れ不足で出現するクマは、専用の美容液などを使った丁寧なマッサージと、十分な睡眠がなければなかなか消えません。
突然できてしまったクマを、今すぐに消したいというときに便利なのがコンシーラー。肌色より少し明るいトーンのものを選んで、目の下の部分、下まつげの際までしっかりのせたら、指先でとんとんとおさえるようになじませます。目頭も忘れずカバーしましょう。使用する際には、カバー力の高いクリームタイプをおすすめします。
自然にコンシーラーをなじませるには、適量を肌になじませ、上からパウダーでおさえてください。隠したいからとゴシゴシとこすって塗りこむと、浮いてしまって逆にカバー力を低下させてしまうことになってしまいます。
しかし、いくらカバー力のあるコンシーラーでも、時間が経てば、少しずつ表面にクマが出てきてしまいます。コンシーラーとパウダーは携帯して、いつでも化粧直しが出来るようにしておきましょう。
夜勤明け看護師さんの疲れた肌をカバーするテクニックはたくさんありますので、ポイントをおさえたメイクで、心と体の疲れを吹き飛ばして楽しい休日を過ごしてください!